地域の〝要〟「連協総会」開く
幕張西、浜田地区の15自治会で構成する「千葉市第30地区町内自治会連絡協議会」(以下:連協)の平成27年度定期総会が、4月23日に幕張西一丁目町内会館で関係者多数が参加し開かれました。自治会相互の連絡と親睦を深める地域の〝要〟とも言える「連協」―。地区の将来を見据えた総会となりました。
総会の冒頭、臼田稔連協会長(幕張西5・6丁目自治会会長)から挨拶がありました。
「就任し2年が経ちましたが、まだ駆け出しです。ベテランの方は沢山いらっしゃるだけに新しい人材がほしく力を尽くしたいと考えています。動けなかった時も、皆さんがサポートしてくれ、素晴らしい地区だと改めて思いました。よく、当地区を〝バランスのとれた地域〟との評価を貰います。そうなのかという点を私なりに調べてみました」。
(ここで臼田会長はプロジェクターを使い、直近10年間の千葉市、美浜区、幕張西浜田地区の人口推移、「学業」「就業」「高年齢」の数字を対比させ、詳細に説明されました)
「確かに、現在は市・区に比べ〝バランスがとれている〟と言えるかもしれません。ただ、必ずどなたも毎年1歳づつ齢をとる。つまり、当地区をより発展させるには長い目で見て〝子供を連れた就業年齢の人たちが喜んで入ってくる、子供を育てやすい地区にする〟そのような視点を持っていただければと考えています」。
総会の議案審議は、臼田会長の熱弁に触発されたように植村孝夫議長の下スムースに進み、「平成27年度事業報告及び各種決算報告並びに会計監査報告」の報告事項、「新年度役員および理事承認」の役員人事、「平成28年度事業計画(案)および予算(案)」の提案事項は、いずれも大きな拍手で承認されました。
各自治会の旧役員に「ご苦労様でした」、新役員に「よろしくお願いします」と互いに挨拶を交わし、定期総会は盛会のうちに終了しました。
新しい住民増の幕張西・浜田地区だけに、新しいお顔がたくさん見受けられた「連協総会」、地区の伝統を守りながら、フレッシュな考えは積極的に取り入れることの大切さ〝不易流行〟の言葉を思い出した総会でもありました。 (渡邉 記)