5月9日機関運用訓練・新人規律訓練
コロナ禍で各種の行事が中止になる中、有事の時に日頃、訓練をしていないと有益な活動が出来ない為、最大の感染防止対策を行っての開催となりました。
今年度は緊急走行訓練が行われ、7部と3部が出動いたしました。走行前点検・マイクを使っての歩行者への案内・交差点通行・障害物走行・細い道での誘導通行等々、頭では解っていても指導員が何も言わずに乗車した状況でチェックされていると、緊張で普段は出来る車庫入れや車両誘導もぎこちない物でした。本人は一生懸命やっているのですが、周りで冷静に見ていると、誘導者が2人いるのに前ばかりを誘導して、側面や後方安全管理ができていない。バック誘導の笛のふき方が統一されていない。笛の音がうまく出ない、バック時も誘導者が片側横面で誘導しており車両反対側後方は見ていない為、パイロンにあたる等々・・・・これでは実際の災害時に出来るはずはないと実感しました。改めて、訓練の大切さを痛感しました。
その他今年度4月入団者に規律訓練と辞令交付が行われました。規律訓練は、「右向け右」「回れ右」「敬礼」等々ですが、特に災害時には規律の上に正確な行動と安全管理があるという基本を植え付ける重要な、命を守る訓練であると新団員も理解できたと期待します。
Comments