機関運用訓練に3部と7部が参加
10月23日千葉市消防学校で行われた機関運用訓練に3部と7部の車両部隊が参加しました。
消防車で現場まで行き、ポンプで消火までを行う訓練と、交通安全講義を前半と後半に班分けして行いました。
3部は前半に機関運用訓練、7部は後半に機関運用訓練でした。
4人一組で消防車に乗り込み待機していると、本部から出発の無線交信で火災現場に向かって出発です。途中通過地点の無線報告を入れながら火災現場に到着です。
火災現場には障害物が多いため、機関員以外は車から降りて前後の安全確認を行いながら進みます。水利付近で車両を停車すると、指揮者の指示でポンプ・吸管ホース・ホース・カンソウ・分岐パーツを降ろします。ポイントは少しでも早く水を出せるように、水利→吸管ホース→小型ポンプのセッティングを優先して行いエンジンをかけて待機する事だそうです。前線へのホース延長は障害物や建物を回りこんで慎重に行います。操法のようなきびきびした動きは要求されず、慎重に安全確認を優先しながら確実に行う事がポイントだそうです。普段あまり使わない分岐栓も水を一気に通すと水圧で浮き上がったり、安全レバーが外れるので確実に水が通過するまで指揮者等が押さえている事が重要だそうです。同時に機関員も一気に水圧を上げずに分岐栓を水が通過するまではゆっくりと徐々に水圧を上げて行くことが重要だそうです。
現場ではそれぞれのスタッフが何をするべきか意思の疎通が重要なので、それぞれの合図や手信号や大きな声は重要です。
3部は1線のカンソウのノズルを開放する前に水圧が最初にかかってしまったため開かなくなりました。指揮者は全体を見る立場ですが、ついつい一緒に道具の準備に参加してました。7部は水圧が一気に上がったためカンソウを持つ団員が振られて転んだそうです。
やはり繰り返しの練習がないと実際に災害時にはうまく行かないことを実感しました。
7部は機関運用訓練のために事前に美浜署で練習したそうです。お疲れ様でした。